Redmine全体にかかわるアプリケーション設定を解説!(表示編)

本記事では、Redmineの「管理」>「設定」>「表示」タブで行う設定について、1つずつ解説していきます。

Redmineの「管理」>「設定」からできること

Redmineでは、1つの環境全体にかかわる設定を、画面上部の「管理」メニューより行います。「管理」の「設定」画面は、「全般」、「表示」、「認証」等、のタブに分かれています。今回は、「設定」画面の「表示」タブからできることを解説します。

Redmineの管理>設定>表示

上から順に解説していきます。

 

テーマ

「テーマ」とはRedmineの画面デザインの定義を行うためのものです。テーマを切り替えるとRedmineの画面の見た目を変更することができます。標準で「デフォルト」、「Alternate」、「Classic」の3つが組み込まれています。テーマは標準で組み込まれているもののほか、インターネットで公開されているものを追加して利用したり、自分で作成したりすることができます。

標準で導入済みの3つのテーマとテクマトリックスRedmineクラウドサービスに導入済みの「Bleuclair」でチケット一覧画面の見た目の違いを見てみましょう。

  • テーマ「デフォルト」選択時のチケット一覧画面

  • テーマ「Alternate」選択時のチケット一覧画面

redmine_theme_alternate

  • テーマ「Classic」選択時のチケット一覧画面

redmine_theme_classic

  • テーマ「Bleuclair」選択時のチケット一覧画面

redmine_theme_bleuclair

Bleuclair」では、「新しいチケット」の隣の「>」ボタンをクリックすると、下の図のようにサイドバー(カスタムクエリ等が表示されている部分)を折りたたむことができます。

  • テーマ「Bleuclair」選択時のチケット一覧画面(サイドバーを折りたたんだ状態)

redmine_theme_bleuclair

公開されているテーマはredmine.orgのこちらのページより、ダウンロードできます。

 

デフォルトの言語

ユーザーを新しく作成した際に、初期設定として適用される言語です。Redmineでは表示言語を「個人設定」よりユーザーごとに切り替えることができます。

 

匿名ユーザーにデフォルトの言語を強制

☑を入れると、ログインしていないユーザー(匿名ユーザー)がRedmineにアクセスしてきたとき、ブラウザの言語設定を無視して常に「デフォルトの言語」で設定された言語で表示します。

 

☑を入れると、ログインしているユーザーに対して、常に「デフォルトの言語」で設定された言語で表示します。☑を入れている場合は、「個人設定」の「言語」の設定箇所はなくなります。

 

週の開始曜日

「カレンダー」を表示する際に何曜日始まりにするか選択します。

  • ユーザの言語の設定に従う(デフォルト)
    • ユーザーが「個人設定」の「言語」を「日本語」に設定している場合は日曜日始まりになります。
  • 月曜日、土曜日、日曜日
    • それぞれ選択した曜日始まりでカレンダーが表示されます。
    • 下の画面では、月曜日始まりにしています。

Redmineのカレンダー

 

日付の形式

日付の書式を選択します。

  • ユーザの言語の設定に従う(デフォルト)
    • ユーザーが「個人設定」の「言語」を「日本語」に設定している場合は、「yyyy/mm/dd」形式になります。
  • 他の形式(「dd/mm/yyyy形式」、「dd.mm.yyyy形式」など)
    • 選択した形式になります。

 

時刻の形式

時刻の書式を選択します。

  • ユーザの言語の設定に従う(デフォルト)
    • ユーザーが「個人設定」の「言語」を「日本語」に設定している場合は、HH:MM 形式(24時間表示)になります。
  • 他の形式(「11:55」、「11:55 午後」)
    • 選択した形式になります。

 

時間の形式

予定工数や作業時間などの時間の書式を選択します。

  • 0:45 h
    • HH:MM形式で表示されます。45分の場合は、0:45になります。
  • 0.75
    • 小数で表示されます。45分の場合は、0.75になります。

 

ユーザー名の表示形式

姓と名をどのように表示するのか選択します。デフォルトは欧米式の「名 姓」ですが、日本で一般的な「姓 名」の表示にするほか、「姓」のみ、「名」のみ、「姓,名」などの形式も選択できます。

 

Gravatarは、ウェブ上で利用できるプロフィール画像を提供するサービスです。この設定に☑を入れると、チケット画面や活動画面などにユーザー名とともにGravatarに登録しているアイコンが表示されます。チケットの作成者・更新者を視覚的に識別できて便利です。

RedmineのGravatarのアイコン

参考:Lychee Redmineの「プロフィールアイコン」

Redmineの有償プラグインであるLychee Redmineの「プロフィールアイコン」を利用すると、ユーザーがRedmineの「個人設定」から好きな画像をアイコンに設定することができます。Gravatarを利用しなくても簡単にアイコンを設定でき、よりユーザーを識別しやすくなります。

Lychee Redmineのプロフィールアイコン

 

デフォルトのGravatarアイコン

「Gravatarのアイコンを使用する」に☑が入っているとき、Gravatarにアイコンを登録していないユーザーに表示するアイコンを選択します。

 

☑を入れると、チケットなどに画像ファイルが添付されている場合に、サムネイル画像を表示します。

Redmineの添付ファイルのサムネイル

※添付ファイルがPDF形式の場合、環境によってはサムネイルが表示されない場合があります。

 

サムネイル画像の大きさ(ピクセル単位)

「添付ファイルのサムネイル画像を表示」に☑が入っているとき、表示するサムネイル画像の大きさを指定します。デフォルトは100pxです。

 

新規オブジェクト作成タブ

  • "+"ドロップダウンを表示(デフォルト)
    • プロジェクトメニューの左端にチケットやWikiページなどの各種オブジェクトを作成できる「+」メニューを表示します。

Redmine「+」メニュー

  • "新しいチケット" タブを表示
    • "+"ドロップダウンは表示せず、「新しいチケット」タブを表示します。

Redmine「新しいチケット」タブ

  • なし
    • "+"ドロップダウンも"新しいチケット" タブも表示しません。

Redmineプロジェクトメニュー表示なし

 

参考ページ

本記事は、一部以下のページを参考にして作成しています。

まとめ

Redmineの「管理」>「設定」>「チケットトラッキング」タブの各種設定を解説しました。運用に合わせてご活用ください。

 

 

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