2021年4月:アップデートの詳細
2021年4月26日
最終更新日時 :
2021年5月17日
Lychee Remine
2021年4月のリリースに含まれる機能追加・機能改善/仕様変更を紹介します。
目次
LycheeSAML認証 ver1.2.6
SAML認証時のユーザー自動作成機能について、姓名未登録のMicrosoftアカウントを利用した場合でも、ユーザーが自動作成できます。
ユーザーの姓はメールアドレスの@以前の部分、名は_(アンダーバー)として登録されます。
Lycheeプロジェクトレポート ver2.0.8
全体レポート画面について、ブラウザ機能を用いた印刷・PDF出力できます。
レポート作成曜日をプロジェクト毎に指定できます。
プロジェクト毎に締日が異なるケースを考慮し、レポート作成曜日をプロジェクト毎に指定できます。
各プロジェクトの設定 > レポートタブにある「レポート作成曜日」項目より設定できます。
- 各プロジェクトの設定画面のレポートタブ
プロジェクトレポートの設定追加手順が簡素化され、より使いやすくなりました。
- 新しくプロジェクトを作成(プロジェクトレポートのモジュールを有効化)した際に、現在利用中の指標を自動で有効化されます。新しく指標値を作成した際に、全プロジェクトに対して自動で有効化されます。
- プロジェクトレポートの設定画面
- 指標パネルにも凡例を表示されます。
- 指標パネル
- 進捗指標パネルのレイアウトが調整され、グラフエリアが見やすくなりました。
- 進捗指標パネル
- 計算不能な値(ハイフン)がワースト値になっていたところを、親プロジェクトの値の計算対象に含めません。
- プロジェクトレポート全体画面
Lycheeスケジュール管理(ガントチャート) ver4.9.1
バージョン(フェーズやスプリントを区切ったもの)にもマイルストーンを設置できます。
現在の目標をマイルストーンで可視化できます。また、プロジェクトやバージョンの期間バー外にもマイルストーンを設置できます。
- ガントチャートの画面
Lycheeスケジュール管理(カンバン) ver4.3.0
対象バージョン・対象バージョンのステータスで絞り込みができます。
バックログ画面上部に「フィルタ」タブが追加され、不必要なバージョン(スプリント)を非表示にすることで、表示速度の改善や見読性が向上します。
- バックログの画面
カンバン・バックログ画面で表示されるチケットについて、予定工数・警告アイコンなど各項目の表示・非表示を選択できます。
各プロジェクトの設定 > Lycheeカンバンタブより、カンバン・バックログそれぞれで設定できます。
これにより、チケットのパネルに表示される情報を減らして、一画面に表示されるチケット数を増やす等のアレンジができます。
- 各プロジェクトの設定画面のLycheeカンバンタブ
- 上記の設定が反映されたカンバン・バックログ画面
Lycheeベーシック(プロジェクトターム) ver1.0.3
プロジェクトの開始日・期日が設定できます。
各プロジェクトの設定 > プロジェクトタブ で設定できます。
- プロジェクトの設定画面のプロジェクトタブ
プロジェクトの開始日・終了日をプロジェクト一覧画面で表示できます。
プロジェクト一覧画面にあるオプションの「表示項目」からプロジェクトの開始日・終了日を選択することで表示できます。
- プロジェクト一覧画面のオプション欄
- プロジェクト一覧画面
Lychee工数リソース管理(タイムマネジメント) ver2.6.9
グループのメンバーを選択する操作が楽になりました。
プロジェクトカレンダー画面で、ユーザーをグループでフィルタリングした際、画面に表示されるユーザー自体を絞り込んで表示します。
- タイムマネジメントのプロジェクトカレンダー画面
プロジェクトカレンダー画面で子孫プロジェクトのチケットも合わせて表示します。
親子プロジェクト全体としてのスケジュールを把握しやすいです。
- タイムマネジメントのプロジェクトカレンダー画面
Lychee CCPM ver1.0.2
バッファ期間 の実日数や妥当性が設定画面から確認できます。
各プロジェクトの設定 > CCPMタブにある設定画面で、プロジェクトやバージョンの日数と、その期間に対するバッファ日数が何%なのかを表示されます。
- プロジェクトの設定画面のCCPMタブ