Redmineとウォーターフォール型開発のプロジェクト管理は相性が良い?
アジャイル型開発と相性がいいと言われているRedmineですが、多くのウォーターフォール型開発のプロジェクトで、活用されているのは、ご存知でしょうか?
2018年11月に弊社主催で実施したRedmineセミナーのアンケートでも、ウォーターフォール型開発を行っている方々が、全体の80%を占めていました。
そこで、Lychee Redmineを利用したウォーターフォール型開発でスケジュール管理を行う秘訣をご紹介する資料をご用意しました。
プロジェクト管理にお困りの方、これからRedmineの導入を検討している方、すでRedmine利用をしていて運用にお困りの方に、役立つ情報をご提供していますので、詳しくは、資料をご覧ください。
Redmineの活用術をご紹介した資料をご用意しましたので、ぜひダウンロードください。
ウォーターフォール型開発とは
ウォーターフォール型開発は、滝の水が上から下へ落ちると同じように、開発プロジェクトを時系列に、「要求定義」「外部設計(概要設計)」「内部設計(詳細設計)」「開発(プログラミング)」「テスト」「運用」などの作業工程(局面、フェーズ)に分けて順番に段階を経て行う方法です。
ウォーターフォール型開発で突発的に発生する作業において
ウォーターフォール型開発では、突発的に発生することの多い課題や障害を、スケジュール管理とは別に管理する傾向にあり、「進捗状況を正確に把握できない」というお悩みをよく伺います。
ウォーターフォール型開発にチケット駆動開発を適用する
チケット駆動開発 (TiDD) は、プログラム開発手法の一種で、作業をタスクに分割しバグ管理システムのチケットに割り当てて管理を行う開発スタイルです。突発的に発生することの多い課題や障害への対応は、チケット駆動開発のほうが適しています。
Redmineを使用したチケット駆動開発では、随時発生する作業(課題/障害)を チケットとしてRedmineに登録し管理・運用します。これにより、すべての作業がスケジュールとして管理され、ガントチャート上で進捗を正確に把握できるようになります。
計画外のタスクをチケットに登録する
計画外のタスクをするときは、チケットを作成をして管理することを、チームのルールにします。
予定外のタスクは、特定の担当者に集中することが多く、他のメンバーが気が付かないということがあります。また、問題に関する知識や経験を共有することが出来ていない場合、同じような問題が発生するたびに、解決策を再検討することになります。
チケットを登録することは、多くのプロジェクトに共通する「よくある問題の解決策」になるかもしれません。
マイルストーンを設定する
マイルストーンとは、進捗管理をしやすくするために、タスクやプロジェクトの節目などポイントとなる各工程の区切りのことをいいます。ウォーターフォール型の開発では、Redmineのバージョンは、工程またはマイルストーンに合わせるように適用します。プロジェクトのマイルストーンを設定することで、メンバーは、直近の目標であるマイルストーンに対し、担当作業を消化するリズムが生まれます。
プロジェクトを横展開する
プロジェクトのタスクを横展開することで、チケットの登録など設定の手間を省くことができます。また、前プロジェクトで発生した突発的な課題や障害の作業時間を参考にして、プロジェクトのバッファの割合を計画することにも役立ちます。
ウォーターフォール型開発でのRedmine運用ルールを決める
Redmineの運用ルールを適用することをオススメします。以下、例をご紹介いたします。
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Lychee Redmineなら、ガントチャート上の好きなところにチケット作成可能。
チケット作成の手間を減らして「No Ticket, No Work」の実現へ!
Lychee Redmineは、プロジェクト管理ツールで人気のあるRedmineにプラグインを追加することで、Redmineを初めて利用するユーザーでも、直感的にガントチャートを画面上で操作して入力できるようにした製品です。横断したプロジェクトの進捗状況をひとつの画面で確認することができます。
また、EVMという手法を用いて計画値(PV)や出来高(EV)を自動で集計するといった工数管理に役立つ機能もあります。Lychee Redmineは、立場・用途に応じて、各種拡張プラグインを選択して導入いただけます。