Lychee Redmine活用術:CCPM編

プロジェクトは予定通り進んでいますか?

スケジュールは問題なかったはずなのに、プロジェクトはなぜ予定通りにいかないのか・・・
プロジェクト管理者として、進捗管理に課題を感じたことはありませんか?

個々のタスクでは小さな遅れであっても、小さな遅れが積み重なることで、プロジェクト全体では大きな遅れが生じてしまいます。
原因は、個々のタスクにバッファを持たせているため、バッファを見越して作業を進めていることにあります。この場合、想定外のことが起きた時に、スケジュール遅延や工数の超過が発生する要因となります。そこで、

CCPM(Critical Chain Project Management:クリティカル・チェーン・プロジェクト・マネジメント)というプロジェクト管理手法を用いて、プロジェクトの進捗とバッファ消費率を可視化をすることをおすすめします。

CCPMとは何かを説明した資料と、RedmineでCCPMによるバッファ管理を簡単に行える「Lychee CCPM」プラグインをご紹介した資料をご用意しました。
CCPMにご興味がある方、ぜひダウンロードください。

 

CCPM編:Redmine活用


CCPM(Critical Chain Project Management)とは

CCPM(Critical Chain Project Management:クリティカル・チェーン・プロジェクト・マネジメント)は、1つ1つのタスクの工数にバッファを持たせず、プロジェクト全体(そしてフェーズ毎)の工数にバッファを持たせていく管理方法です。
納期を遅延を最小限抑えることを目的とし、個々のタスクの進捗率ではなく、プロジェクトのバッファ消費量や消費速度を管理します。

これにより、各タスクは定められた最短の納期で進める努力をするようになり、遅れが生じた場合でも、プロジェクトのバッファを消費することで納期が守りやすくなります。予定より遅れがちなプロジェクトも、CCPMを採用することでスムーズに期間を短縮し、プロジェクトを成功に導きます。

 

CCPM編:Redmine活用


CCPMはなぜ効果があるのか

バッファを持つ単位が個々のタスクからプロジェクト単位に変わると・・・バッファをプロジェクトメンバー共有することで、協力体制を確立できる!

従来のプロジェクト管理(CCPM導入前):
締め切りが近くならないと取り組まない人間の心理的行動特性によって、各タスクやプロジェクトの終了が納期にギリギリになります。

CCPMによる管理(CCPM導入後):
各タスクに余裕期間が無いため、タスクをすぐに取り組む必要があるため、作業の優先順位を判断するようになります。
また、バッファがプロジェクトで共有されるため、作業者は各タスクを定められた最短の納期で進める努力をするようになります。

 

CCPM編:Redmine活用


プロジェクトの進捗率とバッファ消費率は、「フィーバーチャート」で確認

CCPMは、バッファ消費率に閾値を設定し、「フィーバーチャート」で一目でプロジェクトの状況を把握します。また、プロジェクトの進捗率における消費率バッファの消費率や傾きを基にプロジェクトの管理を行います。

 

CCPM編:Redmine活用


CCPMのメリット:プロジェクト全体の進捗状況とバッファを把握

CCPMは、プロジェクト全体でバッファの管理ができます。

プロジェクトの進捗率・バッファが可視化(フィーバーチャート)されることで、 プロジェクトの状況を把握しやすくなる。

スタスクを最短の納期で終わらせる努力をする環境にメンバーが変化することで、 協力体制の確立により、スムーズにプロジェクトを進行。


しかし、CCPMを適用するのは大変ですよね

CCPMを効率的に実施するためにおすすめなツールとして、Lychee Redmineの「Lychee CCPM」プラグインをご紹介します。

Lychee CCPMは、プロジェクトメンバーが登録するチケット(タスク)と連動しているので、データの集計・加工には時間をかける必要がありません。フィーバーチャートの作成は自動化され、ワンクリックでグラフが表示されます。
Lychee CCPM

Redmineの活用術:CCPM編をご紹介した資料をご用意しました。各機能の使い方などの詳細をご紹介していますので、ぜひダウンロードください。


Lychee Redmineなら、ガントチャート上の好きなところにチケット作成可能。

チケット作成の手間を減らして「No Ticket, No Work」の実現へ!

Lychee Redmineは、プロジェクト管理ツールで人気のあるRedmineにプラグインを追加することで、Redmineを初めて利用するユーザーでも、直感的にガントチャートを画面上で操作して入力できるようにした製品です。横断したプロジェクトの進捗状況をひとつの画面で確認することができます。

また、EVMという手法を用いて計画値(PV)や出来高(EV)を自動で集計するといった工数管理に役立つ機能もあります。Lychee Redmineは、立場・用途に応じて、各種拡張プラグインを選択して導入いただけます。

Lychee Redmine